2024年度第2回
環境活動団体交流会
ご盛会に感謝 3月14日
ご盛会に感謝 3月14日
日程 2025年3月14日(金) 場所 狭山市市民会館1階 第4会議室
主題 「進めよう!ゼロカーボンシティ狭山」対話と交流の集い
趣旨 狭山市の取り組むゼロカーボンシティの取り組みを学び、将来に向けて私たちが何をできるか、
講演者を交えながらグループディスカッションをすすめます。
主催 NPO法人さやま環境市民ネットワーク
講演者
狭山市環境経済部 岸 様
事業者 久保井塗装(株)窪井 様
𠮷岡製油(有)吉岡 様
飯能信用金庫 吉野 様
開会
会場
副市長のご挨拶
会場の様子
環境経済部 岸さん
久保井塗装さん
飯能信用金庫 吉野さん
𠮷岡製油さん
公演を聞く聴衆
グループディスカッション
グループディスカッション
グループディスカッション
概 要
環境活動団体交流会2024度第2回
2024年度第2回環境活動団体交流会は、本年3月14日、狭山市市民会館第4会議室で開催されました。今回の主題は「進めよう!ゼロカーボンシティ狭山」対話と交流の集いとし、市のゼロカーボンシティの取り組みを学び、将来に向けて私たちが何をできるか、講演者を交えながらディスカッションをすすめまました。
ゼロカーボンシティ宣言とは、2050年までにCO2排出量を0にすると言う事であり、市産業経済部からは岸さんが、事業者からは、塗装技術で画期的な成果を上げ大手自動車メーカーからも脚光を浴びている久保井塗装さん。廃食油の再利用事業で企業し、近年家庭の廃食油の再生を始めた吉岡製油さん。環境事業を始め地域資源の掘り起こしや地球にやさしい企業を応援する飯能信用金庫から吉野さんにそれぞれご活動をご講演をいただきました。また引き続きディスカッショングループに入っていただき討論にご参加いただきました。
今狭山では、この日の講演者を中心にゼロカーボンシティの渦が強固に回り始めています。私たちは、家庭から事業所から、地域からこのゼロカーボンシティの渦を強固に発展させましょう。(13:30~16:00、参加40名)
Aグループ 豊泉リーダー 環境経済部 岸さん
うさぎさんチーム A チームです。私どもは各人に対して、環境に対する興味や取り組みについて伺わせていただきました。その内容を読み上げます。
・まずは生ゴミですとか生ごみ肥料の話、次に再生可能エネルギーについて、水力発電とか、ソーラー発電の話。さらに発明の下で農業をやるという話。また住宅地における緑のヘタネットの話も出ました。皆さんそれぞれ非常に環境に良いことです。意識が高いと思います。
・続いて森の話で「緑のトラスト狭山」というところでもっともっと緑を増やしたいと言う事。木や葉っぱの有効利用という無料で得られる堆肥の話。このように緑を大切にするということが循環型社会を形成すると思います。
・そして里山の問題、木の有効利用の話もいただきました。最終的には。G クレジットです。またはカーボンクレジットという話も出て、他の農業も含めた起業とか、そういう市全体、地域全体で、お金の動きの部分も考えていけるんじゃないかっていうことで、ゼロカーボンへの取り組みっていうのが、そういう形で進んでいけばいいなという話をさせていただきました。以上でございます。
B グループ 西塚リーダー 久保井塗装 窪井さん
基本的には 3 点出ました。市民が分かりやすく進めること。
・1 つは広めるということとは、共通認識を持つということで。環境に対して自分事としてできるという共通認識を作っていかなければならないということ。
・2 つ目は、それぞれの団体。本日集まってる環境活動団体交流会の団体や企業さんと行政とでまとまって共有できるような、「場」を作っていくということ。例えば、青少年全然育成で考えるなら、子供の学習をする機会を通じて、気づく機会を設けましょう。それから、具体的な活動を通じてアウトプットしていきましょうと、そういったご意見が出ました。
・3 番目としては、そういったものをまとめて評価しながらさらに次のステップを踏んでいくということ。
以上が本日の B グループのまとめです。ありがとうございました。
Cグループ 大貫リーダー 𠮷岡製油 𠮷岡さん
C グループは吉岡製油の吉岡さんを中心に話をしました。
多くのメンバーは廃食油がエネルギーになることをとっても嬉しい。素晴らしい。待っていた。これからのことを期待したいっていうのがベースにありました。
・けれど、実際、講演にあったように継続持続できるかっていう部分の中で、いろんな問答がありました。
・1 つは入間市のイナゲヤに廃油ステーションを置いてるけど、市民の周知はどういう風にしたのかっていう?疑問。吉岡製油さんではなく、行政がそれを市民に呼びかけたりし周知に励んだ、講演にもあったが、企業と行政の役割分担っていうところが大事と言う事。
・行政が市民に回収(に協力)するようにという周知行動をする、その役割を担ってくれた、そのために今あの場所でできてるということです。
・ 1 つはあのいろんなところで集めるのに輸送費が、あの輸送コストがかかるがそのコストを削減するにはどうしているのかと言う疑問がありました。事業者が「集まったからとりに行きます」って言っていたら大変だけれど、あのコンビニやスーパーマーケットで集めて溜まったものを、何曜日はどこの地域だというようにルートを組み、定期的にきちんと、システムとして回収にあたっているので、今はその「回収コスト」が問題というよりも、あのさらに工夫しながら、その郵送ということも考えているとお話ししてくださいました。
・いろんな方が集めた油に不純物が入ってないのかっていう質問がありました。すると「何年か前に、1 回だけジャムが入ってた」という不思議なことがあった。ということでした。それ以外は、不純物で困ったことはなかったそうです。ただし、これはあの環境に意識ある人が集めているからこのような結果だけど、一般的に誰もが集めるようになった場合、そういうこと不純物の対策も、どうなるかっていう不安はあるということで問題点の 1 つかもしれません。
・持続可能性という課題で 1 つ。狭山市は、環境と言うと、生ゴミを集めるってことを説明したが、最初は意識高く皆さんやったけど。今はそれが少なくなっている。だから廃食油も同じように、その集めるということが、すぐにならないように、やっぱり周知とそれからみんな連携っていうのが大事と言う意見が出ました。
Ðグループ 皆川リーダー 飯信 吉野さん・環境課佐藤さん
・CO2削減の様な堅い話は、やっぱり硬い感じをなくす。楽しいテイストで話す。遠山流。
・身近なこととして人に話してくこと。そういう日々の中で広げてかないといけない。
・単位になるのは家庭、家族の中でも話ししたらどうですか?
・そのように、生活の根っこから我々はやっていくしかない。
・10 人程度のメンバーで多種多様な意見が出ました。ありがとうございました。
まとめ
私がまとめというのはちょっとおこがましいですけれども。今日は全体を通して気づいたことがあります。それは、狭山市が、あるいはダイヤ5市がゼロカーボンシティ化を目指しますと言う宣言を、私たちは初めてそれを聞いたとき、正直に言うと、それは単なる標語ではないかと思ってしまったんです。しかし、今日気づいたのは、これは違うぞということ。今狭山市で、此処にいらっしゃる岸さんを中心に、すでに事業者さんが、お知り合いになって、協力し、連携が始まり、そしてそれは強固な 1 つの渦が始まっていると言う事に気づかされたのです。
私たちさやま環境市民ネットワークは、そして本日関わってくださった方。今日この集まりご参加の下さった皆様の力で、この渦の核をさらに強固に広げていかなきゃいけないと。そんな風に私は感じました。
今日の話し合い、設営上いろんなことに関して、かなりチャレンジをさせていただきました、かなり限られた時間の中でいろんなことを。盛り込ませていただいて、一方で、いろんなものをカットさせていただきました。その反省も踏まえて皆様のお手元にアンケートをお渡ししております。是非。皆さんの声をここに書いていただきますようにお願いいたします。担当理事 伊藤
謝辞
ほとんどの人たちに言われてますので。ちょっと感じたこととお礼を申し上げます。まずはですね。あのここにですね。これだけの志を持った方に集まっていただきまして、本当にありがとうございました。ご縁があって、狭山市の方がメインですが、他の市の方や近隣の方でもおいでいただいて、これからどんどんその輪が広まってくような感じがしております。是非、宇宙船地球号ということで、できれば地球全体の、要するに 我々が1 つのトリガーになると、それをみんなと連携してやっていくってことですね。これからもお願いしたいと思います。是非またこれからもよろしくお願いします。近藤事務局長
参加者(回答者)の性質
交流会、講演、グループディスカッションの評価
アンケートに書かれたご意見
〇今回の交流会についてのご意見
・狭山市の取り組み、事業者の現場の取り組みを、生の声で聞けたことが良かった。
・どの講演者も分かりやすい映像と言葉を駆使されており、周到な準備をされたこ とを感じた。講演者の選択がバランスが取れていて良かった。
・その方たちを囲んでのグループディスカッションも、テーマが絞れて闊達な意見 交換ができて良かった。
・企業の方々の環境の取り組みを知れてよかった。
・ゼロカーボンに対して 狭山市がどう取り組んでいるのか知らなかったが意外にも 深く掘り下げている。
・もっと狭山市民にわかるように PR してほしい。
・企業の方々の環境への取り組みを知れて良かったです。
・色々な視点を知ることができた。
・様々な角度でこのような交流会を継続することが良い。
・発表の資料が配布されなかったので内容の把握がよくできませんでした。
・狭山市以外の 地方の活動が多かったのが良かった。
〇テーマ「進めよう!ゼロカーボンシティ狭山」について気付いたこと。
・トランプのような考えが支持されるアメリカは 今後取り残されるだろう。
・企業の取り組みでなく多くの企業が共同して取り組むことの大切さ。
・役割分担 明瞭化。
・ゼロカーボンを目指すのはかなり難しいと思います。個人レベルではこれ以上ど ういう努力をしたらよいのか?
・企業の方もご苦労をしていることが分かりました。
・太陽光などについてもっと真剣に取り組んで欲しいと思います。
・4人の発表があったが これからも多くの企業団体の取り組みが必要です。
・取り組んでいただいている企業が少ないこと。
・企業の取り組みを聞けたことは 意義深かったです。
・色々な企業が各分野で頑張っていることに感じ入った。
・市の取り組みの具体的内容を知りたい。
・ 2050年の途中の目線を示した方が良い。
・芽が出たように感じた。
〇講演者について 特によかった内容
環境経済部 岸さん
・行政としての働きの幅と、現況の数値を分かりやすく表示した画像が良かった。
・岸さん: 温室効果ガスを減らす為のステップ、知る 測る 減らす を、ダイエットの例を使って分かり易く説明してくれたこと。
・環境配慮製品はうれない。消費者が変われば(進んで購入すれば、値が下がり需要と供給が上手く行く。それがゼロカーボンシティに繋がる。
・狭山市の脱炭素において、どのような位置づけにいて、どのような取り組みをしているかが分かった。
・市がコーディネーター役をしっかりやってくれている点。
久保井塗装窪 井さん
・塗料を無駄にしない、静かな 塗着率85%塗装の開発。
・工場から出る廃棄物を最終処分場に持ち込まない(廃棄物ゼロ)リサイクルの取り組 み。
・塗料の着付率の向上への弛まない取り組みと成果が素晴らしい。
・塗装効率を上げる 塗料残量を有効活用する。
・電力使用の有効化 などの視点素晴らしい。
・具体的な例や 数値を示してくれた点が良かった。
・塗装技術の塗着効率を上げるなど 先進的な取り組みは 印象的でした。
𠮷岡製油 𠮷岡さん
・地域で発生する廃食油を地域内で有効利用するという取り組みの出発点(生活者の 目線で環境を守る)。
・配食 油の回収に幼稚園や保育園など子供の関心の高い層を狙うと効果が得られる のではないでしょうか?
・地域での活動を目指している所が良い
・油の重要性。
飯能信用金庫 吉野さん
・地域の活性化にとてもご尽力されてきたことに感謝です。
・他業種の大学と協働。
・大学との取り組みが良かった。
・想像以上に多くの取り組みをしていること。
〇グループディスカッションについてのご意見
・時間が少し足りなかった。
・色々な角度からアイディアが出て楽しかった。
・会場がやかましく お互いの声で聞きづらかったが なんとか工夫できたかな。
・それぞれの取り組みを聞いて 参考になった。
・時間が不足している。
・皆さんがとても 環境意識が高いことを知りました。
・多岐多様にわたっているので短時間でまとめるのは難しいと思う。
・時間が足りない。
・とても有意義な ディスカッションであり 良かったです。
・ディスカッションの時間が難しい。短すぎた。
・まとめの時間がもう少し欲しかった。
〇これからの環境活動団体交流会についてのご意見
・良い活動だと思う、続けて行って欲しい。
・市内の環境活動を家庭レベルも含めどのように進めるのか ディスカッションをし ていきたいと思う。
・1回目としては良いが ディスカッションの項目を絞った方が良いのではないか。 ・さや環の革新的な事業として今後も継続させてください。
・ J クレジットについても取り上げて欲しい。
・今回のような交流会を継続していただければと思います。
・これから 定期的に催されることを願っています。
・声が重なって 聞きづらい面も。
・狭山市全体でもっともっと 呼びかけて盛り上げる必要がある。
・参加者の高齢の私は声の聞こえない点もあり 今後の工夫が必要。
・「ネットワーク」の原点 これからが本当の市民団体・企業・行政の連携が必要です。行動する時期。
プログラム
13:10 開場 受付開始
13:30 開会
13:35 講演 「進めよう!ゼロカーボンシティ 狭山」
狭山市環境経済部 様
狭山市関連事業者 様
15:00 グループディスカッション
15:55 まとめ
16:00 閉会